著者として初めての書籍『ファウンダー思考』を世に送り出してから、一年が経ちました。自著の出版は、僕にとって大きな挑戦であり、同時に自分自身を見つめ直す貴重な機会となりました。
今回は、出版を通して得たことをざっくばらんに語ってみます。
本を書いたら、人生を見つけた!
執筆にあたり、まず行ったのは自分の人生の棚卸しです。
これまでの歩みを振り返り、今の自分と向き合うことで、新たな発見がたくさんありました。また、自分という人間や過去、現在の状況を客観的に見つめることで、自分の人生に対する理解が深まったと感じています。
この作業を通して、僕は自分の考えを体系的に整理することができました。また、事業を成長させた根源を分析できたことも大きな収穫です。
これらのプロセスは、まるでパズルを完成させるように、僕の頭の中をクリアにしてくれました。根気の要る作業でしたが、時間をかけた分、大きな達成感を得たと感じています。
本を書いたら、素晴らしい人たちに出会えた!
次に、出版を通して、さまざまな人々と出会えたことに大きな影響を受けました。
本の出版をきっかけに、普段は接することのない分野の専門家や、経営者の方々との交流の機会に恵まれたのは、幸運としか言いようがありません。彼らとの会話の中で、僕は自分の考えがより明確になり、発見もたくさんありました。
人との出会いがもたらす効果をあらためて実感し、かけがえのないものを得たと感じます。
本を書いたら、予想外の仕事を得た!
また、出版後には、国内外を問わず、講演依頼をいただくようになりました。
特に、日本の聴衆の方々と直接交流できたのは貴重でした。僕の考えや経験が、誰かの役に立っていることを実感し、大きな喜びを感じたからです。
さらに、海外、特にアメリカの人から、『ファウンダー思考』を英語で読みたいという熱烈なリクエストを多数いただいたのも、予想外のことでした。英語版の出版はそう簡単なことではありませんが、実現への道を模索する予定です。
出版したら、自分の世界が拡大した!
振り返って思うのは、書籍出版は、単なる自己表現の場にとどまらないということ。自分自身を深く理解し、周囲の人々とつながり、そして新たな目標に向かって進むための大きな力となったと感じています。
今後も、出版の経験を活かし、より多くの人々に貢献できるようがんばります。