革新的だったTesla購入体験! すごいのは製品だけじゃなかった

前回、思わずTeslaを購入した経緯についてお話ししました。今回はその購入プロセスについて、詳しくご紹介します。

目次

自動車を買うとは思えないスピーディーさ


Teslaの車を購入するにあたって、驚いたのはその購入プロセスです。まるでiPhoneを買うかのようなスピード感で、手続きが進んでいきました。


車を購入する際の手続きが大変なのは、アメリカも同じです。特に、リースやローンを利用する場合は、自分の信用を証明する必要があり、多くの手続きをしなければなりません。

アメリカの場合は、社会保障番号(ソーシャルセキュリティ番号)を使って、過去の信用履歴を確認します。信用スコア(FICOスコア)をもとに、ローンやリースが可能かを判断するため、手続きにはけっこうな時間を要することがほとんどです。


しかし、Teslaはとてもスムーズでした。まず、年収が30万ドル以下(日本円で約4500万円以下)であることを証明できると、その場で7,500ドル(約113万円)の補助金支給が決定しました。そこから、たった5分ほどで信用情報の確認がされて、金利0%の適用も決まったのです。

自動車の下取りも驚きの連続だった


さらに、驚いたのが、前車の下取りです。今回、僕はメルセデスを下取りに出しました。この車の走行距離は、約8万マイル(およそ13万キロメートル)。他社では下取りできませんといわれました。


しかし、TeslaでVIN番号(Vehicle Identification Number:車両識別番号)と走行距離を入力すると、なんと“下取り価格=1万2,500ドル(約187万円)”と表示されたのです! うれしい誤算とはまさにこのことでしょう。


その後、自動運転機能を8,000ドル(約120万円)で追加し、契約成立。予算よりも高くなりましたが、ガソリン代というランニングコストが発生しませんから、最終的にはかなりリーズナブルな買い物になったと感じています。


自動車自体の良さはもちろんですが、購入プロセスにおけるスムーズな仕組みを体感し、あらためてTeslaのすごさを痛感しました。やはり、イーロン・マスク氏はただものではありません。

購入体験で、Tesla株への投資意欲も高まった


このブログを執筆している時点では、まだ納車されていません。Teslaの日常的な使い勝手などは、今後の記事でお伝えできればと思います。革新的なTeslaの技術が実際にどう機能するのか、レポートするつもりですので、ぜひご期待ください。


今回の購入で、Tesla株への興味もわいてきました。Teslaは今後、さらに大きく、人々の予想を超えて成長するのではないかとワクワクしています。自動運転技術の進化はもちろん、顧客の消費活動さえも向上させたTeslaの価値は、今後ますます上がるでしょう。


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この記事を書いた人

総合商社で中近東および中南米向けの機械輸出ビジネスに従事した後、大手コンサルティングファームにてディレクターとして日本企業および欧米企業のグローバルプロジェクトを担当。2012年よりロサンゼルスに活動拠点を移し、2人の仲間とともに「Exa Innovation Studio(EIS)」を創業。

現在は、EISで日米欧の新規事業開発に取り組むと同時に、2020年に創業した日本特有の天然素材と道具を組み合わせたウェルネスブランド「Shikohin」および新規事業育成ファンド「E-studio」の経営に従事 。

起業家の世界的ネットワークであるEntrepreneurs’ Organization(EO)のロサンゼルスおよびラテンアメリカ・チャプターのメンバーとして、多くの若手起業家のコーチングに取り組む。2016年よりアクセラレーター「Founders Boost」でメンターを務め、多くのスタートアップのアドバイザーを務める。

慶應義塾大学環境情報学部卒業。

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