この度、ファッション・ビューティ業界のビジネスメディアとして非常に権威のある『WWDJAPAN』様に、僕がCEOを務めるウェルネスブランド「Shikohin」の取り組みについて取材・掲載していただきました。海外での挑戦にスポットを当てていただき、大変光栄に思います。
今回はこの記事が「Shikohin」をどのように紹介してくださったのか、その概要と、僕たちがブランドに込めた想いについてお話しします。
「Shikohin」は、日本の美学を世界に届ける挑戦の象徴
初めに、今回の記事で最も伝わったであろう核心は、「Shikohinは、日本の伝統的な美学とマインドフルネスを現代のライフスタイルに融合させる『高品質な製品と体験』を提供するブランドである」ということです。
僕たちの挑戦が、業界をリードするメディアの目に留まったことは、このコンセプトが世界で受け入れられ始めている証だと感じています。

なぜ「Shikohin」は注目されたのか?
では、なぜ『WWDJAPAN』様は、「Shikohin」に関心を持ってくださったのでしょうか。記事では、僕たちのブランドが持つ独自のストーリー性に着目していただきました。
Jビューティへの関心
今世界から日本に観光客が押し寄せているように、みんな日本の神秘的な魅力に興味津々です。
ただ日本人の慎ましい国民性からか、大きな商機があるにもかかわらず海外へのアピールがしきれない。そこを突破するにはJビューティ全体で連合して攻めることが必要で、そうすれば5000億ドル規模とされる北米ウェルネス市場の1%でも奪うチャンスがあると本気で思っています。
コンセプト
今のアメリカは政治的価値観の対立や経済格差から社会的分断がますます深まっています。だからこそ、調和、中庸といった日本人が大切にしてきた価値観を無意識に求めていると感じます。
Shikohinは、表面的な美容ではなく、人々が自分の体を労ることで身体的にも精神的にも豊かになる包括的なウェルビーイングに重点を置いています。
成分へのこだわり
北米では現在、キノコや発酵食品がビッグトレンドとなっています。
Shikohinでは、私の幼少期の経験に基づき、キノコや発酵ヨモギ、白芍、甘草根といった薬効植物を主原料に据え、商品開発に取り組んでいます。
これらの要素が組み合わさることで、「Shikohin」が単なる消耗品ではなく、ユーザーの日常に豊かさをもたらす存在であることが評価されたのだと考えています。
記事で紹介された「Shikohin」の戦略
記事では、僕の経歴にも触れつつ、「Shikohin」の具体的なビジネス戦略についても深掘りしていただきました。特に、海外での起業を目指す方には参考になるかもしれません。
1. なぜ、日本ではなくアメリカから挑戦を始めたのか?
ウェルネス市場への理解が成熟しているカリフォルニアで発売した最初の製品が予想以上に好評で、「日本人が大切にしてきた自然の恵みや風習を反映した製品はアメリカ人にも受けるんだ」と手応えを感じました。先ずは北米市場での事業を成功させ、その上で日本やアジアにも展開したいと考えています。
2. どんな製品が紹介されたのか?
セラムやモイスチュライザといったスキンケア製品から、バスやボディ関連の製品まで、マインドフルに心身の健康を育む“スロービューティを体現する製品ラインナップが取り上げられました。
製品を通じて、日常の中に非日常の静けさをもたらす体験価値を追求しています。
「Shikohin」が目指す未来
今回の『WWDJAPAN』様によるご紹介は、僕たち「Shikohin」にとって大きな一歩となりました。
僕たちの使命は、日本の素晴らしい文化や美意識を、ウェルネスという形で世界中の人々の日常に届けることです。
今回の記事をきっかけに、さらに多くの方に「Shikohin」を知っていただき、心と身体を慈しむ時間の大切さを感じていただければ幸いです。 最後になりましたが、丁寧な取材と素晴らしい記事を執筆してくださった『WWDJAPAN』様に、心より感謝申し上げます。

※掲載された元記事は下記リンクからご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
▼WWDJAPAN 掲載記事
https://www.wwdjapan.com/articles/2157774
▼Shikohin officialサイト
https://shikohin.com/