先日、とても貴重な体験をしてきました!場所はアメリカ・ロサンゼルス。今、スポーツ・エンタメとして業界で最も注目されている施設、「Cosm(コズム)」です。
実は今回、CosmのCPO(最高製品責任者)兼CTO(最高技術責任者)であるデヴィン・プールマン(Devin Poolman)さんからご招待いただき、去る4月28日に訪問する機会に恵まれました。これはもう、行くしかないでしょう!
Cosmの概要
「そもそもCosmって何?」という方も多いかと思います。簡単に言うと、「超巨大なLEDスクリーンを使った、没入型ライブエンターテイメント・スポーツ観戦施設」です。
最近、デジタルの世界が進化する一方で、「リアルな場所での体験」、いわゆるロケーションベースのエンターテイメントがすごく注目されています。
ラスベガスにできた巨大な球体型アリーナ「Sphere(スフィア)」なんかもその一つ。人々は、オンラインでは得られない特別な体験や、人と人との繋がりを求めています。
体験型エンターティンメントの最先端
Cosmに一歩足を踏み入れると、まずその巨大なドーム型LEDスクリーンに度肝を抜かれます。なんと8K以上の超高解像度! ここでスポーツ中継やライブ映像、さらには映画などが上映されるんですが、その没入感が半端ない!
ドーム全体がスクリーンという異次元の臨場感!
NBAの試合を観戦しているところを想像してみてください。コートサイドにいるかのような視点、あるいはドローンで見下ろすような視点が、目の前の巨大スクリーンいっぱいに広がるんです。まるで自分がその場にいるかのような、いや、それ以上のリアリティを味わえます。
僕が訪問した時も、施設のデモ映像を見せてもらいましたが、その美しさと迫力には本当に息をのみました。スポーツ観戦だけでなく、シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンス映像や、なんと映画『マトリックス』の上映も予定されています。あの世界に没入できるなんて、考えただけでワクワクしませんか?
施設内はリラックス空間
施設は3階建てで、収容人数は全体で1,500人から2,000人。メインフロアにはゆったりとしたソファ席が約300席あり、リラックスしながら観戦できます。他にもバーカウンターやテーブル席もあって、食事やお酒を楽しみながら、仲間とワイワイ盛り上がれる空間になっているんです。
ただ映像を見るだけでなく、「最高の環境で、最高の体験を共有する」。それがCosmの目指す世界なんだと痛感しました。
次回予告
なぜCosmが、これほどまでに人々を惹きつけるのか? その秘密は、単なる施設の豪華さだけではありません。
次回は、Cosm誕生の裏側にある驚くべきストーリーと、それを支える技術について、詳しくお話ししたいと思います。
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