生成AIで映像制作が変わる!4000万円が数万円に?驚きのコスト削減術

信じられないかもしれませんが、生成AIの進化によって、これまで4000万円クラスの予算が必要だったハリウッド級の映像が、今やわずか数万円に!しかもスマホ一台で制作できる時代になりました。

これは単なるコスト削減の話ではありません。クリエイティブの世界で、”誰が、何を、どう作るか”という根本的なルールが覆る、大きな革命の始まりなのです。

目次

劇的な変化の答えはここにある

なぜ、そんな劇的な変化が可能になったのでしょうか?答えは「複数のAIツールの組み合わせ」にあります。

【脚本】
ChatGPTやGeminiが、ターゲット顧客に響くコンセプトやシナリオを瞬時に提案。

【映像制作】
動画生成AIが、テキストで指示するだけでイメージ通りの映像を生成。

音楽・効果音
音楽生成AIが、映像の雰囲気に合わせたオリジナルのBGMを数分で作曲。

このようにAIを組み合わせることで、かつては脚本家、監督、カメラマン、編集マン、作曲家といった専門家チームが担っていた各工程を一人で完結できるようになりました。

衝撃!ハリウッド級映像が1/100のコストで?

かつてハリウッドで10分のコマーシャルを制作するには、25万〜30万ドル(約3000万〜4000万円)かかるのが当たり前でした。

しかし今、AIを使えばそのコストはわずか250ドル(約3〜4万円)程度。実に1/100以下にまで圧縮できてしまいます。僕の娘(大学生)も、この話に興味を持ってスマホでCM制作に挑戦していますが、驚くほど簡単に使いこなしてしまいます。

イメージ画像

ファン制作のCMが公式を超える?実例から見るAIの可能性

この革命を象徴する出来事があります。僕が投資している「Liquid Death」という飲料ブランドの話です。

あるファンがAIを使って勝手に制作したCMをInstagramに投稿したところ、3万以上の「いいね!」がつくほど大きな話題になりました。(↓以下は、参考スクリーンショット。クリックでInstagramに移動)


企業側も「経費ゼロ円の広告だ♪」と大喜びでしたが、これはもはやプロモーションのあり方さえも変えてしまう可能性を示唆しています。一個人が、企業の公式制作費をかけずに、人々の心を動かすコンテンツを生み出せるのです。

変化の波に、乗るか、乗らないか!?

生成AIは、映像制作のハードルを劇的に下げ、アイデアと構想力さえあれば誰でもクリエイターになれる時代の扉を開きました。

もはや「予算がないから」「専門知識がないから」は言い訳になりません。重要なのは、この新しいツールをどう使いこなし、自分だけの物語を世界に届けるか。この変化の波に、あなたはどう乗りますか?

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この記事を書いた人

総合商社で中近東および中南米向けの機械輸出ビジネスに従事した後、大手コンサルティングファームにてディレクターとして日本企業および欧米企業のグローバルプロジェクトを担当。2012年よりロサンゼルスに活動拠点を移し、2人の仲間とともに「Exa Innovation Studio(EIS)」を創業。

現在は、EISで日米欧の新規事業開発に取り組むと同時に、2020年に創業した日本特有の天然素材と道具を組み合わせたウェルネスブランド「Shikohin」および新規事業育成ファンド「E-studio」の経営に従事 。

起業家の世界的ネットワークであるEntrepreneurs’ Organization(EO)のロサンゼルスおよびラテンアメリカ・チャプターのメンバーとして、多くの若手起業家のコーチングに取り組む。2016年よりアクセラレーター「Founders Boost」でメンターを務め、多くのスタートアップのアドバイザーを務める。

慶應義塾大学環境情報学部卒業。

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