著者出版の企画から発売まで~2年間のできごと~【後編】

2022年の、年末のことです。気がつけば、プレジデント社に企画書を持ち込んだ6月から半年が経っていました。

出版社探しから始まった【前編】はこちら

目次

やっと出版に向けてスタート

ついに、桂木編集長はおっしゃいました。

最近潮目が変わった
「日本も政府も含めて、スタートアップとか起業に対してすごく力を入れ始めた。だから、やってみようじゃないか!」

プレジデント社からの出版が決まりました。念願の、初の自著です。
柏木編集長は、一度決断されたら全く躊躇することなく、遠藤由次郎氏という、僕にとって最適な編集担当者をアサインしてくれました。

このご縁と桂木編集長の心意気に感謝して、自分にできる最高レベルの本にしよう。僕は決意し、それからさらに1年6か月ほどの期間をかけて、『ファウンダー思考』の制作に取り組みました。

出版されるまでの軌跡

出版までの2年間の経緯を、以下に記します。

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企画書完成

2022年6月9日(自身、50歳の誕生日)

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出版社との契約締結

2023年1月22日

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原稿執筆・図表作成の完了

2023年10月15日

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表紙デザイン完成

2023年11月7日

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ゲラチェック(文章、図表、イラスト)

1) 初校:   2023年11月1日
2) 再校:   2023年11月14日
3) 念校:   2023年11月21日
4) 校了:   2023年11月27日

STEP
出版

2023年12月19日 

信頼できる人との出会いが「いい仕事」を生む

上に「初校」「再校」「念校」「校了」など、出版の専門用語を書いていますが、本の制作が始まった当初は、出版業界のことも、出版業界で使われる専門用語も、まったく知りませんでした。


業界のプロの皆さんにサポートしていただき、手ほどきを受けながら、出版のためのプロセスを一つひとつ進めていきました。

初めての本を晴れて世の中に送り出すことができたのも、たくさんの方々の支えがあったお陰です。あらためて、本書の執筆にあたりお世話になった方々に、心からお礼申し上げます。


人と人とのつながり・出会い。将来のビジョン、やりたいことやお互いの価値。これらを認め合い共有する。信頼できる人と共に、思いを込めてしっかりと仕事に取り組む。そうすれば、「いい仕事」ができる。これが、僕の人生の信条です。そして、初の出版を通じ、さらにその思いを強くしました。

これからは、引き続き自身の目標達成に取り組むと同時に、新規事業立ち上げを目指す人々と、「ファウンダー思考」をもって様々なかたちで絡み、一緒にチャレンジして行けたらと考えています。

著書『ファウンダー思考』や当ブログが縁となって、新規事業立ち上げを目指す「あなた」と出会い、将来の役に立つことができましたら、とても嬉しく思います。

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この記事を書いた人

総合商社で中近東および中南米向けの機械輸出ビジネスに従事した後、大手コンサルティングファームにてディレクターとして日本企業および欧米企業のグローバルプロジェクトを担当。2012年よりロサンゼルスに活動拠点を移し、2人の仲間とともに「Exa Innovation Studio(EIS)」を創業。

現在は、EISで日米欧の新規事業開発に取り組むと同時に、2020年に創業した日本特有の天然素材と道具を組み合わせたウェルネスブランド「Shikohin」および新規事業育成ファンド「E-studio」の経営に従事 。

起業家の世界的ネットワークであるEntrepreneurs’ Organization(EO)のロサンゼルスおよびラテンアメリカ・チャプターのメンバーとして、多くの若手起業家のコーチングに取り組む。2016年よりアクセラレーター「Founders Boost」でメンターを務め、多くのスタートアップのアドバイザーを務める。

慶應義塾大学環境情報学部卒業。

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