名門・スタンフォード大学を訪れて僕が一番心を打たれたのは、その美しい校舎だけではありません。大学が誕生した背景にある深い「家族愛」と、現代のIT帝国を築いたリーダーたちの意外なエピソードでした。
今回の記事では、キャンパス見学で知った驚きの歴史と、帰路で立ち寄ったカリフォルニア中央海岸の絶品グルメ情報をお届けします。
スタンフォード大学創設者の想い
スタンフォード大学は、もともとある富豪夫妻の悲しみから生まれた場所です。
創設者のリーランド・スタンフォードは、一人息子をわずか15歳で亡くしました。その絶望の中で彼が抱いたのが、「カリフォルニアの子供たちは全員、自分の子供だと思って育てよう」という高貴な志でした。
このエピソードを知ってからキャンパスを眺めると、ただ豪華なだけでなく、次世代を育てるという強い意志が細部に宿っているように感じます。
また、学内にある有名な「フーバータワー」は、第31代大統領フーバーの寄付によるものです。実はこのタワー、過去に何度も落雷を受けているといった、ちょっとした裏話もアプリのガイドが教えてくれました。

HPの社名はコイントスで決まったってホント?
シリコンバレーの拠点らしい、成功者たちの足跡もいたるところにあります。
例えば、エンジニアリングの校舎には、今をときめくNVIDIA(エヌビディア)の創業者ジェンセン・ファン氏の名前が刻まれています。
中でも僕が一番印象に残ったのが、HP(ヒューレット・パッカード)の社名の由来です。ビル・ヒューレットとデイビッド・パッカードの二人が会社を立てる際、どちらの名前を先にするか「コイントス」で決めたというのです。
結果、勝ったヒューレットの名前が先に来て「ヒューレット・パッカード」になったのだとか。 「もしコインの裏表が逆だったら『パッカード・ヒューレット』だったのか……」と、巨大企業の運命がそんなシンプルに決まったことに、息子と一緒に驚き、笑ってしまいました。

ウニを食し、ワイナリーを巡る極上グルメの帰路
大学を堪能した後は、カリフォルニアの中央海岸(セントラルコースト)を南下するルートで帰路につきました。このエリアは、ワイン好きにはたまらないスポットの宝庫です。
サンタバーバラ産のウニは、ロサンゼルスの高級寿司店でも「北海道産かサンタバーバラ産か」と並び称されるほどの超一級品。実際に食べてみると、北海道産に負けず劣らずの濃厚な甘みで、本当に驚きます。


学びと遊びが詰まった最高のロードトリップ
今回の3日間の旅は、ただの観光以上の価値がありました。最新アプリで大学の歴史、建築、提供するプログラムを学び、14キロ歩いて体を動かし、最後は現地の美味しいワインとウニで締める。これこそが、家族で過ごす最高の連休の形だと感じています。
お子さんの進路を考えるきっかけ作りにも、大人の知的好奇心を刺激する旅としても、シリコンバレーからサンタバーバラへ抜けるこのルートは本当におすすめです。


