メキシコシティの魅力は、その奥深さにあります。前編でご紹介した初心者向けプランに続き、後編では僕たち家族が体験した、よりディープなグルメ、エンターテイメント、そして絶景アクティビティをお届けします。
スリリングな体験から一生忘れられない感動の瞬間まで、メキシコシティの旅はまだまだ終わりません。
9月しか食べられない?幻の独立記念日料理とは
メキシコシティの食のレベルの高さには驚かされましたが、特に印象的だったのが、友人宅でご馳走になった「チレ・エン・ノガダ」という料理です。

これは、メキシコの独立記念日(9月16日)を祝う特別な一皿で、基本的に9月しか食べられないと言われています。
ひき肉やフルーツを大きな唐辛子(チレ)に詰め、クルミを使った白いソースとザクロの実をかけた彩り豊かな料理で、見た目も華やか。一口食べると、甘さ、酸味、スパイスが絶妙に絡み合い、忘れられない味でした。もし9月にメキシコを訪れる機会があれば、ぜひ食してみてください。
熱狂と興奮!ルチャ・リブレ観戦とドキドキの裏話
メキシコといえば、覆面レスラーが舞うプロレス「ルチャ・リブレ」も欠かせません。会場の熱気はすさまじく、観客と選手が一体となって盛り上がる様子は、まさにエンターテイメントの極み。家族全員、大興奮でした。
実は、この観戦チケットの入手が思わぬスリリングな体験となったのです。公式サイトではすでに売り切れだったので、やむなく海外のチケットサイトで購入したのですが……。
指定された受け渡し場所が、なんと会場近くのタコス屋という展開。店の裏にある螺旋階段を上って怪しげな部屋に通されたときは、「このまま拉致されるのでは!?」と一瞬肝を冷やしました(笑)。
結果的には同じチケットを持つ観光客向けのツアーのようなもので、無事に観戦できたので結果オーライ!旅の良い体験となりました。
空から眺めるテオティワカン遺跡は一生の思い出
最終日、僕たちは朝5時に起き、メキシコシティ郊外にある「テオティワカン遺跡」へ向かいました。目的は、気球に乗って朝日と共に巨大なピラミッドを空から眺めること。
いくつもの気球がゆっくりと空へ昇っていく光景は、まるでファンタジーの世界そのもの。眼下には、雄大な「太陽のピラミッド」と「月のピラミッド」が広がり、そのスケールの大きさに圧倒されました。
古代文明の神秘と朝日の美しさが織りなす絶景は、間違いなくこの旅一番のハイライト。家族全員の心に深く刻まれる、最高の体験となりました。


