2025年から2026年への年末年始。
ひさびさに家族5人水入らずで大分県の湯布院・別府へ旅行に行ってきました。
……と、旅行記っぽく書き出してみましたが、先に全力で謝らせてください。大分や湯布院のリアルな観光ガイドを期待してこの記事を開いた方、ごめんなさい!役立つ観光情報はほぼ書いていません(汗)
というのも、素晴らしい温泉と家族の笑顔に囲まれながら、僕の頭の中は終始、映画『男はつらいよ』の「寅さん」で完全に占拠されていたからです。
「せっかくの家族旅行で何考えてんの?」という家族の呆れ声が聞こえてきそうですが、現代のストレス社会で戦う皆さんにこそ知ってほしい「寅さんの魅力」について、大分旅の思い出(?)とともにお届けします。
昔ながらの温泉地で「昭和」へタイムスリップ
降り立ったのは大分空港。サンリオの「ハーモニーランド」が近いこともあり、手荷物のターンテーブルでは「キティちゃん」や「ぐでたま」などのキャラクターたちが出迎えてくれます。サンリオテイストいっぱいの空港に、家族のテンションは最高潮!
まずは湯布院の極上温泉に浸かり、「湯布院の猫屋敷」というお店で猫グッズを爆買い。そういえば、僕はなぜか昔から犬と子供に好かれる体質で、留守番をしている愛犬に思いを馳せたりもしていました。なぜか、猫グッズ買ってるのに(笑)

次なる舞台は別府温泉へ
コバルトブルーの「海地獄」や真っ赤な「血の池地獄」でブクブクと湧き上がる熱湯を眺める定番の「地獄めぐり」を満喫……していたのですが、この別府の街全体に漂う強烈な「昭和レトロ感」が、僕の脳内にあるスイッチを入れてしまったのです。
気づけば僕の頭の中では、『男はつらいよ』のテーマソングがエンドレスリピートされていました。
バリバリのビジネスマンが「寅さん」に惹かれる理由
そもそも、なぜ別府で寅さんなのか? ルーツは、僕が小学生時代を過ごした「海外」の日々にあります。
当時の海外では日本のテレビ番組など当然映らず、唯一の娯楽は駐在員家族の間で回覧板のように出回る古いビデオテープだけ。ドリフもひょうきん族も知らず、僕が文字通り擦り切れるほど見ていたのが『男はつらいよ』と『熱中時代』だったのです。
大分県の温泉街は寅さんのロケ地としてもよく登場していたため、別府の景色を見た瞬間、幼少期の記憶が鮮明に蘇ってしまいました。
僕は大学(SFC)を卒業後、新卒で日商岩井に入社し、大都会・赤坂を拠点にゴリゴリのビジネスマンとして働き始めました。
「東京ってすげえな」と肩で風を切って歩きながらも、ふとした瞬間に思い出すのは、あの自由で義理人情に厚い寅さんの姿でした。 自分自身は何も生み出していない(ように見える)のに、悩みやストレスを抱えている人をフッと笑顔にしてしまう。
エリート街道の真ん中にいながら、僕の心の中には常に「寅さん的な癒やし」が根付いていたのです。

現代のストレス社会に効く!寅さん名言3選
家族旅行中もずっと僕の頭を占拠していた、寅さんの大好きな名言や「啖呵売(たんかばい:露天商の口上)」を3つご紹介します。疲れている方は、ぜひ声に出して読んでみてください。
久しぶりの希少な家族旅行の最中に、うっかり「寅さん脳」になってしまった僕。
でも、心身ともに軽くなった気がするのは、温泉の効能だけではなく昭和レトロ&寅さんの効果も大いにあったようです。

